2020.06.12

日常の中に「おいしさ」で幸せな瞬間を。旬のマンゴーとバジルオイルでつくるココナッツもち

しっとりとした空気に緑の香りが漂う初夏の候、紫陽花の花が開く季節となりました。
最近は湿度が高く、じめっとした日も多いですね。

日常の中に「おいしさ」で幸せな瞬間を。

Mr. CHEESECAKEは、ただおいしいものを作りたい訳ではありません。
「おいしさ」を通じて、大切な人やモノとつながる、豊かな時間を過ごすためのお手伝いがしたいのです。

今回は、旬のフルーツとハーブの香りで心を豊かにする連載「フルーツと香り。」をお届け。

第二弾は、今が旬のマンゴーとバジルの組み合わせ。

バジルは、トマト系ソースのパスタに添えられているのを、見たことがある方も多いのではないでしょうか？ベータカロテンが含まれ、抗酸化作用が強いだけでなく、鎮静作用もあり、腹痛や吐き気などを沈めてくれリラックスさせてくれる働きがあります。

爽やかなバジルオイルとマンゴーを組み合わせた「ココナッツもち」とその他2つの楽しみ方で、梅雨の憂鬱な気分を吹き飛ばしちゃいましょう。

※乳幼児や妊娠中の方は、バジルのご使用はお避けください。

マンゴーとバジルの好相性

南国のフルーツとして、親しまれている今が旬のマンゴー。マンゴーはビタミンCやカリウムが豊富です。

マンゴーは、通常レモングラスとココナッツと合わせることが多いのですが、バジルとも相性が良いです。バジルの青い香りがマンゴーの瓜のような青い香りと重なるんです。

それでは、まずはバジルオイルとマンゴーを合わせた「ココナッツもち」レシピの紹介です。

1.おうちでレストランデザート。ココナッツもち

①バジルオイルの材料

・バジルの葉　　　　　　30g
・グレープシードオイル　60g
※なければオリーブオイルでも代用可能

②ココナッツもち：準備するもの（2人分）
・ココナッツミルク(A)　　　　50g
・牛乳　　　　　　　　　　50g
・グラニュー糖　　　　　　20g
・片栗粉　　15g
・クリームチーズ（常温）　100g
・ライムの皮　少々
・冷やしたココナッツミルク(B)　200g

作り方

①バジルオイルレシピ

(1)オイルを60度まで温めて、バジルとともにミキサーに10分間かける

(2)キッチンペーパーで漉して完成
※冷蔵庫で1週間ほど保ちます。なるべく早めにお召し上がりください。

②ココナッツもちレシピ

(1)ココナッツミルク(A)にグラニュー糖、片栗粉、牛乳を混ぜ、鍋に入れて火にかける

(2)中火にし沸騰するまで混ぜ続ける

(3)沸騰して粘度がついたら火から外し、クリームチーズを少しずつ加えて滑らかになるまで混ぜる

(4)絞り袋に移し、粗熱をとる

(5)冷やしたココナッツミルク(B)に絞りながらハサミでカットして落としていく

(6)カットしたマンゴーとココナッツもちとココナッツミルクを器に盛る

(7)①で作ったバジルオイルと、ライムの皮を上からかけて完成

Point
▶︎バジルは青い香りなのでライムがとても相性が良いです。またマンゴーとライムは似た香り成分があるので、レモンではなくライムを合わせています。

マンゴーとバジルオイルを、もっと楽しみたい方にさらに2つの楽しみ方を紹介します。

2.朝食やおやつに食べたい、マンゴーヨーグルト

準備するもの（1人分）
・ヨーグルト　100g
・マンゴー　適量
・バジルオイル　適量

ヨーグルトにマンゴーを載せて、お好みでバジルオイルをかけるだけで完成。
マンゴーが完熟していれば、砂糖や蜂蜜が不要なくらい甘く、バジルオイルとの絡みを楽しめます。

3.見るだけで気分が上がる、マンゴーフルーツサンド

準備するもの（2個）
・食パン2枚（6枚切り）
・生クリーム　　適量
・マンゴー　　　適量
・砂糖　　　　　お好み
・バジルオイル　適量

作り方
(1)耳を切り落とした食パンの片面に、バジルオイルを塗る
(2)生クリームを8分立てにする。（好みで砂糖を）
(3)生クリームとカットしたマンゴーをのせ、さらに生クリームを乗せる
(4)ラップで包み30分ほど冷蔵庫で馴染ませる
(5)カットして完成

Point
▶︎冷蔵庫で馴染ませることで、断面を綺麗にカットしやすくなります。

フレッシュな香りをギュッと閉じ込めたバジルオイルは、ミキサーでかけるだけで作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
余ったバジルオイルは、サラダやパスタなど、バジルを使う料理に合わせるのもおすすめ。