心地よい食感と上品な香り。移りゆく季節を「紅茶のパンナコッタ」とともに

心地よい食感と上品な香り。移りゆく季節を「紅茶のパンナコッタ」とともに

秋晴れの陽気が心地よい頃となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

本日は、記憶に残る日常を、新しい食の体験でお届けすることができたら…という想いを込めて、Mr. CHEESECAKEシェフ田村のオリジナルレシピをお届けします。

今の時代や人の感覚に合わせたワンポイントを加えることで、新しい体験の提案ができないかを大切に考えたレシピです。

今回は11月1日に訪れる「紅茶の日」にちなんで、「紅茶のパンナコッタ」のレシピをご紹介。

「紅茶の日」は、日本人が初めて外国での正式な茶会で紅茶を飲んだ日が1791年の11月ということに基づき、日本紅茶協会が1983年(昭和58年)に定めたもの。

口に入れた瞬間、とろけるような食感と口いっぱいに広がる紅茶の香りが、キャラメルソースのほろ苦さと合わさる上品な味わいです。

おいしい時間が少しでも暮らしに楽しさや喜びを与えてくれますように。

材料

個数:完成写真のグラス約4個分

■パンナコッタ
A

・牛乳…100g
・生クリーム45%100g
・練乳…35g
・茶葉…3g

*シェフ田村のおすすめは紅茶専門店「Uf-fu」の茶葉


・板ゼラチン…4g
・生クリーム45%…100g

*板ゼラチンは水で戻しておく
*板ゼラチンは同量の粉ゼラチンでも代用可能 

■ソース
・生クリーム45%…70g
・茶葉…2g
・グラニュー糖…25g
・水…5g

作り方

■パンナコッタ
①Aを鍋に入れ、混ぜながら沸騰させる。沸騰したら火を消し、15分ほど蓋をして香りを移す。 

②香りが移ったら、茶葉を茶漉しで濾し、水で戻したゼラチンを加えて混ぜる。

③別に用意した生クリームを7分立てにする。
point:目安はツノは立たないとろみ程度

④②を氷水で冷やしながら混ぜ、とろみがついてきたら③を加えて、さらによく混ぜる。

⑤容器に流し入れ、冷蔵庫で3〜4時間ほど冷やし固める。

■ソース
①鍋に生クリームと茶葉を加えて一煮立ちさせ、香りを移す。

②別の鍋にグラニュー糖と水を入れて火にかけ、キャラメルを作る。
point:混ぜずに揺するだけ

③キャラメルに①を加えて良く混ぜて、茶葉を茶漉しで漉す。

④固さをみて必要であれば水(もしくは紅茶)で伸ばす。
point:目安ははちみつくらいの固さ

⑤「紅茶のパンナコッタ」の上にかける。

グラスに入れてパンナコッタとソースのコントラストを楽しんで

グラスに入れることで、紅茶のパンナコッタとキャラメルソースのコントラストを楽しめます。凛とした佇まいの脚つきグラスをプレートにのせて、いつもより上品に。

シンプルなうすはりグラスに入れて、こなれたスタイリングに。
ついつい色々なものを足してみたくなりますが、今日だけはシンプルに。実はそれが、料理を引き立てる秘訣なのかもしれません。

全ての美しい時間をお楽しみください

このレシピがみなさんを新しい体験へとご案内できますように。
作る工程、食べる用意をする時間、料理を楽しむ時間、全ての美しい時間をお楽しみくださいませ。

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