Mr. CHEESECAKEは3周年を迎えます
ちいさな若い芽が目を覚まし、柔らかな風が心地よい季節。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?Mr. CHEESECAKE JOURNALです。
Mr. CHEESECAKEでは「世界一じゃなく、あなたの人生最高に。」という想いを込めて日々チーズケーキを作っています。
今回のJOURNALでは、Mr. CHEESECAKEのシェフ田村から皆様へ、3周年を迎える想いをお届けします。
今、Mr. CHEESECAKEにできる事
様々な出来事や出会いが重なり、Mr. CHEESECAKEは3周年を迎えることができました。
1年前の2周年を迎えた頃は、コロナ禍のさなかでこれからの1年はどうなっていくのだろう?と、先の見えない不安が多かった事が思い返されます。
僕もスタッフも初めての有事に戸惑いましたが、だからこそ自分たちが世の中に対して出来ることは何か?を改めて考え直すきっかけになり、目指すべき方向がより鮮明になりました。
食を通して人の生活を豊かにするお手伝いができないか?
外出や外食ができない今だからできることって何なのだろうか?
ただケーキを作って販売するだけではなく、様々な不安をケーキを通して解消できないか?僕たちの仕事はどんな意義があるのか?僕たちMr. CHEESECAKEにできる事はなんだろう?……そんなことを真剣に考えました。
そして辿り着いた答えのひとつが「レシピの公開」でした。
ご家庭でケーキを作る時間、焼き上がりを待つ時間、食べる時間、それぞれが豊かな記憶となることを願い、Mr. CHEESECAKEのレシピを公式HPで公開しました。
新たな挑戦に想いを込めて
手探りな中で新たな事にも挑戦しました。
現代美術作家・加賀美健さんとのコラボや、白トリュフを使った初めての高級なフレーバーの製作。中でも大きな反響をいただいたのが僕が好きなセブン‐イレブンとの商品開発です。
自分の納得できるものが作れるか?その味わいが世の中の人に受け入れてもらえるか?既存のお客様にどのように受け止められるか…不安はもちろんありました。
でも、リリースしてみると想像を遥かに超える反響をいただくことができました。
これまでの味のデザインや、お客様とのコミュニケーションで学んだ事を全て活かすことができたからこその反響だったと思います。
店舗のないMr. CHEESECAKEの商品がコンビニに並んだことは、感慨深い思い出となったと同時に、ブランドの成長とひとつの見えない壁を乗り越えたようなそんな感覚がありました。
記憶をつくる仕事
Mr. CHEESECAKEを始めてからの、3年間という期間は僕の意識を大きく変えてくれました。
「自分の好きなチーズケーキを販売する」というシンプルなスタートから、同じ目線同じ熱量の仲間が増え、チームとなり、始めた当初には考えられなかった可能性が、ひとつまたひとつと広がっています。
僕たちは、チーズケーキを作って販売するだけではなく、Mr. CHEESECAKEを接点に何気ない日常を記憶に残るものへと変えていきたいと考えています。
大切な人のことを想い、共に過ごす時間を慈しみ、おいしさと楽しい時間が記憶に残っていく…
おいしさの先に繋がるような、人の心に響くおいしさと体験をこれからもつくり続けていきたいと思います。
Mr. CHEESECAKEのこれから
振り返ると本当に大変な1年でした。
そんな1年を一緒に乗り越える仲間が増えた1年でもありました。
スタッフは、昨年の倍以上になり、改めて会社としての成長とそれに伴う責任を強く感じています。
生産数も増え、挑戦できる範囲も広がってきました。
僕が1人で始めた頃から描いていた世界への挑戦も本格的に進めていきたいと思っています。トーキョーチーズケーキというカテゴリーを世界で生み出せるように。
しかしその前に、日本各地でのポップアップ販売や、昨年のバレンタインのような実際に食べて頂けるポップアップレストランもやりたいと思っています。
大きな目標に向かう一歩一歩も大切に、もっと日本でMr. CHEESECAKEを知ってもらいたいし食べてもらいたいです。お寺や自然の中でのイベントなんかもやってみたいですね!
今のMr. CHEESECAKEがあるのは、いつも応援してくださるお客様と、常により良い体験のために努力し続けてくれるスタッフがいるからです。
小さなキッチンで生まれたチーズケーキがどこまで進んでいけるのか?これからもMr. CHEESECAKEを応援していただければ幸いです。
4年目も変わらずに、物作りの誇りと美意識を持ち、Mr. CHEESECAKEの世界をお届けして、皆様の幸せのお手伝いができればと思います!
Mr. CHEESECAKEシェフ 田村浩二
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