
Mr. CHEESECAKE×クルミッ子のコラボレーションが再び実現!「ミスチ クルミッ子」に込めた鎌倉紅谷のこだわりと想い【後編】
昨年大好評いただいた、コラボレーション「Mr. CHEESECAKE×クルミッ子」が今年も実現しました。
今年は、まるでクルミッ子をMr. CHEESECAKEで包んだようなチーズケーキ「Mr. CHEESECAKE クルミッ子」をはじめ、Mr. CHEESECAKEを表現したクルミッ子「ミスチ クルミッ子 8個入」が新登場!他にも、さまざまな商品が登場し、このコラボレーションを盛り上げます。
今回は『Mr. CHEESECAKE×クルミッ子のコラボレーションが再び実現!「ミスチ クルミッ子」に込めた鎌倉紅谷のこだわりと想い』の後半ということで、Mr. CHEESECAKEシェフの田村浩二と共に、株式会社鎌倉紅谷の代表取締役 有井宏太郎さまと、グランシェフ 河口幸宏さまから 「ミスチ クルミッ子」のこだわりや開発の裏側をご紹介します。
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Mr. CHEESECAKE×クルミッ子のコラボレーションが再び実現!「ミスチ クルミッ子」に込めた鎌倉紅谷のこだわりと想い【前編】
チーズケーキに続き、ついに「ミスチ クルミッ子」が登場
田村
『今年初登場となるのが、「ミスチ クルミッ子」ですね。私自身もとても楽しみにしていた商品です。こだわりや開発の裏側をお伺いできますか。』
河口さま
『クルミをぎっしり詰め込んだ自家製キャラメルの上にサワークリーム、クリームチーズをベースにしたトンカ豆の香る“ミスチクリーム”を塗り重ね、卵を使わないバニラ生地でサンドし焼き上げました。
通常のクルミッ子のキャラメルよりもその割合を少なくし(薄くし)ミスチ クルミッ子のために開発された“ミスチクリーム”をキャラメルの層の上に塗り重ね、どちらかに偏らないミスチとクルミッ子の両方の存在を感じられるバランス感を重視しました。
これまでに2社さまとコラボレーションのクルミッ子を開発し、どちらもしっかりとした味との組み合わせでしたが、今回はしっかりというよりかは繊細な味わいとの組み合わせでしたので、ミスチ感がありながらもクルミッ子感が勝ってしまわないよう繊細かつ両社の味が感じられるバランスの調整をより意識しました。』
田村
『「クルミッ子」という、ある意味で完成された商品があり、別フレーバーを作る機会もそう多くないと思いますが、新しい味を作る上で特に意識していること、注意していることはありますか?』
河口さま
『コラボレーションとは両社の商品の特徴を最大限に活かした究極のハイブリット商品でなければならないと考えます。繰り返しにはなりますが、どちらかに偏らない両方の存在を感じられるバランス感を重視し、1+1が2で終わってしまわないように、両社のお客さまにお喜びいただけるよう心がけています。』
有井さま
『河口のコメントと重複しますが、私はコラボレーションを「同じ志を持ったブランド同士が互いの強みを掛け合わせ、それまで世の中になかった新たな価値を生み出し提供すること」と考えております。
ありがたいことに数年前から同業のお菓子ブランドさまたちとコラボレーションさせていただく機会をいただけるようになり、それらのブランドさまたちと多くの対話や時間を重ねることでようやく言葉にすることが出来ました。
それぞれの商品をただ足し合わせただけ…例えば「クルミッ子」と「Mr. CHEESECAKE Classic」を一緒に食べたのと同等の味わいでは「新たな価値」にはなりません。河口はよく「再構築」という言葉を使いますが、まさに双方の商品要素を一度分解して、掛け合わせ、再構築すること。そうすることによって新しく生まれ変わりながらも双方をしっかりと感じられるように仕上げていく。これらが新しい味をつくるうえで特に意識し、注意していることです。
おっしゃる通り、数年前までクルミッ子の別フレーバーをつくる機会はありませんでした。今回3回目となりますが、河口の発想力や開発力を軸に、私たちもクルミッ子の新たな可能性を感じております。コラボの機会をいただく度に商品開発における発想力やチームの一体感がレベルアップするのも本当にありがたいです。
また、ブランドの観点で言いますと、意外な組み合わせへの「驚き」や「ワクワク」。それと同時に「でもわかる!」という不思議な腹落ち感。コラボレーションではこうした情緒的価値をいつも以上に大切にしていたいです。』
田村
『Mr. CHEESECAKEもコラボレーションの経験はそう多くはありませんが、“大切な人と過ごす時間がより特別なひとときとなるように「おいしさ」でお手伝いしたい”という想いのもと、新しいおいしさを生み出せるか、お客さまに喜んでいただけるかという軸を大切にしています。
鎌倉紅谷さまとMr. CHEESECAKE、お客さまへ商品をお届けするときの想いやルーツは重なる部分が多く、鎌倉紅谷さんとご一緒させていただけたら今までにないおいしさをお届けできると信じていました。』
“Mr. CHEESECAKEらしさ”を取り入れたパッケージ
田村
『鎌倉紅谷の商品にはあまり見られない寒色のパッケージが印象的ですが、こだわりについてお伺いできますか。』
有井さま
『「ミスチ クルミッ子」は8個入での販売となりますので、通常のクルミッ子8個入パッケージに象徴的に使用しているスリーブ型パッケージを軸に、パッケージにおいても両ブランドのコラボレーションが成立するようにこだわり、イメージを膨らませていきました。
スリーブのベースカラーはMr. CHEESECAKEさまをイメージしたカラー(ブルー×グレー)をメインにしました。当初は暖色系の検討もありましたが、これまでのコラボレーションパッケージにはなかった寒色系がとても洗練されたイメージに仕上がったことと、Mr. CHEESECAKEさまらしさをより表現できている仕上がりとなったことから、こちらの色となりました。
スリーブ側面のデザインはシンプルにワンポイントとしました。表面にはMr. CHEESECAKEさまのキャラクター「ミスチーくん」とリスくんが邂逅するデザインがあり、今回のコラボレーションを両社のシンボルキャラクターが表現してくれています。』
田村
『Mr. CHEESECAKEをイメージしてくださり、ありがとうございます。
Mr. CHEESECAKEのキャラクター「ミスチーくん」は、Mr. CHEESECAKEのお客さまでも知っている方はわずかなのではないでしょうか。もともとチーズケーキのパッケージにいたのですが、リニューアルのタイミングで入れるのをやめたんです(Mr. CHEESECAKE社ではこれを“放牧”と呼んでいます)。
自社の製品に出てくる機会がほとんどないので、鎌倉紅谷さまにミスチーくんを可愛がってくださりとても嬉しいです。』
有井さま
『スリーブの中箱は、Mr. CHEESECAKEさまがホールタイプのチーズケーキに使用しているパッケージをオマージュさせていただき、立体感のある箱を採用しました。スリーブを外すと中央に鎌倉紅谷のリスくんロゴが、高級感のある箔押しで現れます。
クルミッ子8個入をベースにしながらも、Mr. CHEESECAKEさまの要素が随所に散りばめられた、まさに今回のコラボレーションにふさわしいデザインと設計だと感じております。
また、個包装フィルムのデザインも今回のコラボレーション限定仕様となっており、外箱と同じく、お皿に乗せたチーズケーキを運ぶ可愛らしいリスくんが描かれています。
お菓子だけでなく、パッケージの細部にまでこだわりぬいたコラボレーションをぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。』
昨年のコラボレーションからパワーアップした、Mr. CHEESECAKE×クルミッ子の相互の良さを感じられるお菓子たちを、この機会にぜひ手にとってお楽しみください。
Mr. CHEESECAKE×クルミッ子のコラボレーションが実現!まるでクルミッ子をMr. CHEESECAKEで包んだようなフレーバーができるまで。
Mr. CHEESECAKE×クルミッ子のコラボレーションが再び実現!「ミスチ クルミッ子」に込めた鎌倉紅谷のこだわりと想い【前編】