うっすらピンク色でテーブルの上も衣替え「いちごと桜のジャム」

うっすらピンク色でテーブルの上も衣替え「いちごと桜のジャム」

桜の蕾がいよいよふくらみ、ひとつ、ふたつとこぼれ咲いて、並木はうっすらピンク色に染まりはじめました。
みなさん、いかがお過ごしですか。

「おいしさ」を通じて大切な人やモノとつながり、豊かな時間を過ごすためのお手伝いができたら…という想いを込めて。

旬のフルーツを使ったオリジナルレシピの連載「フルーツと香り。」をお届けしています。

今回は、春のうっすらピンク色をテーブルでも楽しんでいただける「いちごと桜のジャム」のご紹介です。


いちごの酸味をアクセントに

Mr. CHEESECAKE シェフの田村がレストランシェフ時代によく作っていたリュバーブと桜の塩漬けのデザート。

リュバーブが手に入らない時にも、いちごと桜の塩漬けの組み合わせなら手に入れやすいし、春を連想させるいい組み合わせだなと今回のレシピの発想になりました。

いちごは、クリスマスシーズンに市場に出始めるのですが、本来の旬は春。
完熟前の酸味を少し感じるいちごで、このレシピを作っていただきたいです。

材料

・いちご     1パック(300g)
・グラニュー糖  60g
・桜の花の塩漬け 50g
・レモン汁    3g

Point
▶︎酸味を感じる"とちおとめ"がこのレシピにはおすすめ。

作り方

①いちごを8mm程度のダイス状にカットして、グラニュー糖をまぶして良く混ぜ、30分馴染ませます。
いちごの水分を出すことで、いちごの味が濃くなります。
②桜の花の塩漬けを水で洗い、塩を洗い流して、水に30分漬けて塩を抜きます。塩抜きができたら水気を絞って細かく刻んでおきます。③いちごから出た水分を濾して鍋に入れ、火にかけて沸騰させます。
④いちごの2/3を加えて火にかけて10分ほど煮ていきます。 

Point
▶︎火を入れたいちごの香りの変化を感じながら、キャンディーの甘い香りがしてきたらいいタイミングです。

⑤残りのいちごと刻んだ桜の花の塩漬けを加えてさっと混ぜ、再沸騰するまで加熱してボールで冷まします。
Point
▶︎後から1/3のいちごを加え、さっと加熱することで、いちごの酸味とフレッシュさが残ります。

⑥冷めたら、レモン汁を加えて完成です。
Point
▶︎レモン汁を入れることで甘味と酸味と塩味のバランスが良くなり、ジャムそのものを食べても美味しいマリネのようなスッキリした味になります。

出来立てを食べても美味しいのですが、一晩寝かせると味がさらにまとまります。

※保存可能期間は、冷蔵庫保管で一週間が目安。なるべく早めにお召し上がりください。

Mr. CHEESECAKEに添えて

Mr. CHEESECAKE の原料であるトンカ豆には、杏仁のような香りのする"クマリン"という成分が含まれています。

桜は塩漬けされることでトンカ豆と同じ"クマリン"の香りが出てきます。同じ香りは静かに重なって、相性抜群です。

アイスやヨーグルトにお好みで

お風呂上がりのお楽しみに、甘いバニラアイスにジャムをかけて。

甘味よりも酸味がお好みなら、ヨーグルトにひとさじ。酸味が引き立ってすっきり甘い一皿に。

もちろんトーストとも相性バッチリ


眠たい朝のいつものトーストに、ちょいのせするだけで、この季節だけの特別な朝食に。

炭酸水とのグラデーション

グラスにジャムをお好みで入れて、静かに炭酸水を注ぐと綺麗なグラデーションが出来上がります。グラスの中の春を楽しんでくださいね。

食べてしまえば目の前からなくなってしまうのに、作った時間と美味しかった記憶はちゃんと残る。
いちごと桜のジャムが、みなさんの春の記憶になりますように。

読みながら食の勉強もできちゃう、Mr. CHEESECAKE JOURNAL連載「フルーツと香り。」は、旬なフルーツでお届け予定です。また次の季節にお会いしましょう。

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