声で想いを。シェフ田村が届けたいMr. CHEESECAKEの接客
こんにちは、Mr. CHEESECAKE JOURNALです。
この度、Mr. CHEESECAKEは新しいコミュニケーションの形として2021年2月18日より音声配信プラットフォーム「stand.fm」で音声接客を開始することにいたしました。この音声接客は、お手持ちのスマートフォンや PC から「stand.fm」を通して、お気軽にご聴取いただけます。
本日はシェフ田村より接客に込める想いをお届けします。
“接客”でより豊かな体験を届けたい
レストランで仕事をしていた時はお客様との距離感が近く、僕自身が料理を運び自分の言葉で説明をしていました。お客様に合わせて説明する内容を変えたり、少し長くお話をさせていただいたり、その瞬間、その場の空気で接客を変えていました。
僕は会話が好きで伝えたいことも多かったので、出来る限り接客をしていたし、自分が説明することでより楽しく豊かな体験になるのであればやるべきだと思っていました。
声をかけるとか説明するだけではなく、水をよく飲む方には無くなる前にお水を継ぎ足すとか、左利きの方にはカトラリーのセッティングの仕方を変えるとか、ほんの些細なことも含めた接客です。その積み重ねが素晴らしいサービスだと考えています。
オンライン販売により減ったコミュニケーション
Mr. CHEESECAKEを始めてからは、販売はオンラインのみ、コミニケーションは基本的にウェブサイトで完結する。SNSでの発信ややりとりはあれど、直接的なお客様とのコミニケーションは驚くほど減りました。
「オンラインだから仕方ないよね。」
そう思っている自分もいましたが、Mr. CHEESECAKEを続ける中でもっと出来る事が沢山ある!と感じるようになったのです。販売方法や商品が変わっても根本的なお客様に届けるものは変わらないんだと。
モノ作り側がお客様のためにできること
僕たち料理人、菓子職人はモノを作る事が仕事です。レストランではそれをサーブするサービスマンがいるし、洋菓子店には販売員がいます。
モノ作りと接客は切り分けて考えられていることが多く、モノ作り側には接客の概念がなかったりしますが、それは大きな間違いです。
料理人が料理を作る上で食材を大切に扱うとか、綺麗に掃除することも、料理をおいしく作る上でやるべきことで、料理を作る人間が出来るお客様に対する接客なのです。料理がおいしいことがお客様にとっては1番の接客で、それを担っているのはモノ作りの人間で、モノ作りの環境を整えることを含めた全てが接客なのです。
Mr. CHEESECAKEも同じで、衛生面を整えることも、ケーキを包む紙を綺麗に折ることも、化粧箱に貼る1枚のシールを整えることも全てがお客様に繋がる接客で、作り手はそこまでを意識しなければなりません。それが真摯にお客様と向き合うことで、最低限やらなければいけないことなのです。
しかし、それでもまだ足りません。レストランで目の前で料理の説明を受けた時の高揚感や、それだけでおいしく感じるような接客はできていません。プラスαの提案がまだまだ出来ていないのです。そしてそれは絶対にやるべきで、今の時代だから出来ることだと感じています。
声で想いを。僕たちにできる“接客”とは
だからこそ、僕たちは声で想いを届けることで、僕たちに出来る接客をしたいと思いました。レストランで当たり前にしていた接客をオンラインでも当たり前にやる。僕たちが想いを込めて1つ1つ手作業で作っているケーキのおいしさを、声のぬくもりと共に届けたいのです。
Mr. CHEESECAKEのある時間がより素敵なひとときになるように。
これからも変わらぬおいしさをお届けしていきます。
Mr. CHEESECAKE「stand.fm」公式チャンネル概要
URL:https://stand.fm/channels/5fa352e2ae8f04299712195e
配信開始日:2021年2月18日(木)12時
■第一弾「お召し上がりの前に」
商品に込められたシェフ自らの想いを聴きながら、「Mr. CHEESECAKE」とともに贅沢な時間をお楽しみください。
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